"Whatever People Say I Am, That's What I'm Not"

2006-04-07-Fri ORIGINAL ENTRY

Arctic Monkeys
Bio/Discography

"Whatever People Say I Am, That's What I'm Not"


↑はUS盤

ホワットエヴァー・ピープル・セイ・アイ・アム、ザッツ・ホワット・アイム・ノット (日本盤 Enhanced, ¥2185)
Whatever People Say I Am, That's What I'm Not(UK盤? ¥2188)
Whatever People Say I Am, That's What I'm Not (輸入盤LP ¥1490)


Rating

Overall:	★★★★★★★★☆☆
Rockness:	★★★☆☆
Popness:	★★☆☆☆
Heavy/Hardness:	★★☆☆☆
Atmosphere (Dark⇔Bright):	★★★☆☆
Listener-Friendliness:	★★★★☆
Heavy Rotation Rate:	★★★★☆

アルバムの感想。
イギリスで今、話題のバンド、Arctic Monkeysの1st Album "Whatever People Say I Am, That's What I'm Not"(02/21/06 US発売)をついに購入。
で、感想だけれども、いいアルバムだと思います。
バンドの音楽の方向性がわかるし、曲も全ていい。
ただ、｢ものすごくいい｣アルバムではないかなーと。
｢この1曲がとてもすばらしい!!｣っていうのも、ボク的にはないですし。。。
ただ、まだ、1枚目だし、これから何かやってくれるであろうという期待は持っちゃうアルバムだなぁと思います。
ジャケット写真は、なんでもモデルの彼がべろんべろんに酔った後に撮ったんだとか。
目が確かに虚ろだよねー。

曲ごとの感想。
01.View From the Afternoon
1曲目に相応しい曲だと思う。
サビ(And she won't be surprised ~)よりも、サビでないところ(Anticipation has a habit to set you up ~)のほうが耳に残るなー。
この曲、1回2:30くらいで一回止まるんですよね。
でまた始まる。
最初に聴いたときは、｢あれ?1曲リピートにしたっけ?｣と思ってしまいました。


02.I Bet You Look Good on the Dancefloor
1stシングル。
いい具合に1曲目からつながってきます。
リズムのせいか、リフがFranz Ferdinandの"Evil and Heathen"(アルバム"You Could Have It So Much Batter")に似てる(と思ったけど、この曲じゃないかも…Franzって気がしたのは確か)。


03.Fake Tales of San Francisco
この曲がアルバム中最もキャッチーだと僕は思うんだけど、どうかな?
歌詞も面白いよね。
馬鹿にしてる感じで、SFを。
いやSFのRock Starをか?
Kick me out, Kick me out♪なんてついつい歌ってしまいます。


04.Dancing Shoes
なんかね、サビ(The only reason that you came ~)がもの足んないんですよ、この曲。
曲自体はすごく好きなんだけど、普通口ずさんだりするときサビがパって浮かぶじゃない?
でもそれが、この曲にはないかなぁって。

05.You Probably Couldn't See for the Lights But You Were Staring Straight Me
タイトルなげぇ!そして一番短い曲です。
片想いの歌っぽい。
歌詞はかわいい感じだけど、曲調はロックです。
まぁ、オレはそんな思いはしないな。。。

06.Still Take You Home
ファッションにお金をつぎ込む女の人ってボクには謎です。
まぁ、好きなんだからしょうがないのかね?
あ、曲に対してコメントしてねーや(笑

07.Riot Van
タイトルとは反対にアルバム中最も優しい、静かな曲ですね。
ロック!!!って感じの曲が続き、やっと一休み。ってとこですかね?
でも、この曲は気に入っております。

08.Red Light Indicates Doors Are Secure
Vo.のAlexの特徴だったりするんだけど、音程が定まってない歌い方をするんですよね?
音痴じゃなくてわざと。そういう歌い方。
微妙にメロディーラインがあるんだけど、微妙に外れてる。
Rancidほどじゃないけど。
そんな感じで歌ってたりします、この曲は。

09.Mardy Bum
なんてタイトルなんでしょう。。。
甘やかされた浮浪者?みだらな女?
そんなところかとは思いますが、曲調は、なんというか懐かしい感じがしますね。
郷愁を漂わせているというか。

10.Perhaps Vampires Is A Bit Strong But...
♪'Cause all you people are vampire～♪
サビ(↑)がいいね。耳に残る。
でもそれ以外特に言う事ないです、はい。

11.When the Sun Goes Down
2ndシングル。
これは女性視点から書かれた、浮気した男に対する歌。なのかな?
物悲しく始まり、こんちくしょうめって感じで進み、物悲しく終わる。
そんな感じ。
やっぱり悲しいんだよ。。。っていう感じがしましたね。


12.From the Rits to the Rubble
昨晩と今朝ではもう全然違うよ、みたいな感じの歌詞でしょうか。。。
適当ですみません。。。
この曲も、いいんだけど、特に書くことがねー、ないんですよ。。。

13.A Certain Romance
イントロのB-D-E,B-D-E,B-D-E,B-D-E...ってところはMetalicaの"Dirty Window"("St. Anger"収録)のイントロのC#-E-F#,C#-E-F#,C#-E-F#,C#-G#-Gって動きと一緒だぁってのを最初に思いましたねー。
まぁ、曲名まですぐに思い出したわけではありませんが。
｢あいつら全然ロマンティックじゃないんだよ。言っても聞きやしねー。｣っていう歌詞ですねー、多分。
いや、まぁ人それぞれだからいいでしょ、別に。。。と思うのは僕だけかな?


個人的感想だから、オレは/私は違うって人も多々いらっしゃるかなとは思いますが。。。
歌詞の意味の取り間違いとかあったりするかも知んないし、その辺はまぁ適当で^^;
もし、このアルバム、1曲でも、｢これだ!!｣っていう曲が収録されていると、もう☆5つなんですが。
しかし、注目のバンドが出てきましたねー。
2nd Albumに期待!


Read My Reviews of This Artist's Other Albums:
>>"Favorite Worst Nightmare"