QOTSA: "Lullabies to Paralyze"

Queens of the Stone Age
Bio/Discography

"Lullabies to Paralyze"


↑US盤 Clean↑

Lullabies to Paralyze [US盤 Explicit] (¥1625)
Lullabies to Paralyze [UK盤 Explicit] (¥1789)
Lullabies to Paralyze [US盤] (¥2044) *ボーナストラック収録
Lullabies to Paralyze [US盤 Explicit/Limited Edition] (¥2996) *2ディスク
Lullabies to Paralyze [UK盤 Explicit] (¥3718) *2ディスク
Lullabies to Paralyze [UK盤] (¥5097) *2ディスク
Lullabies to Paralyze [UK盤 Explicit] (¥5278) *2ディスク
ララバイズ・トゥ・パラライズ (¥2421) *ボーナストラック3曲収録


Rating

Overall:	★★★★★★☆☆☆☆
Rockness:	★★★★☆
Popness:	★★☆☆☆
Heavy/Hardness:	★★★★☆
Atmosphere (Dark⇔Bright):	★★☆☆☆
Listener-Friendliness:	★★☆☆☆
Heavy Rotation Rate:	★★☆☆☆

アルバムの感想
ハードロックバンド、QOTSAの4thアルバム。
そのヘビーながらスロー/ミディアムなテンポゆえにStoner Rock/Metalに分類されるみたい。
が、バンドはそのカテゴリーとされるのを嫌っているみたい("Rock (No Stoner Required)")。
…俺にはわからんねw
彼らのヘビーなサウンドは聴き慣れない人には好まれないだろうね。
そういう意味では上級者向け?
まったりハードロックというか、スローで妖艶なダンスをしたくなるような音楽。
たしかに、飲みながらダンスをするという空間には合ってるかもしれん。

解説 ～ストーナーロック
ロック/メタルのサブジャンルのひとつ。
スロー～ミディアムテンポに低めのチューニング、ヘヴィなベースが特徴。
サイケデリックロック、ブルースロック、ドゥームメタルの要素を、繰り返しの多様及びリフ中心のスタイルに取り込んでいる。
メロディックなボーカルや｢レトロ｣な制作もよくみられる。
Source: Wikipedia "Stoner Rock"

曲ごとの感想とか
01. This Lullaby
え、俺はいったい何を買ったのと正直思ってしまった1曲目w
アコギ一本に低音ボイス。
だが待て、ほかの曲もちゃんと聴くんだ!!

02. Medication
この曲はスピード感があるね。
メロディーもいい感じで好きな曲のひとつです。


03. Everybody Knows That You Are Insane
重低音で突っ走っていたと思いきやピタッと終わった前曲に続くのはなんともスローでダークなイントロ。
でも最初のサビで一転ぶっ飛ばす。
ハードでかっちょいいですな。
おいらにはこの重低音はとても心地よいです。

04. Tangled Up in Plaid
なんとも重たくて気だるい雰囲気が漂う。
サビのテンポアップがメリハリをつけてる。
Bridgeの演奏はかっちょええよ。

05. Burn the Witch
音作りが面白い。
おんなじラインがぐーるぐーる。
ずっと聴いてると中毒になりそうだ。


06. In My Mind
高めの音域で推移。
がちっとしたサウンドなのに軽さを感じるのはその声のせいかな。


07. Little Sister
QOTSAの曲で初めて聴いた曲。
且つCD購入前に唯一知っていた曲w
これはホントにかっこいい。
結構シンプルなんだけどねー。


08. I never Came
blink-182の曲が始まったんじゃね?と思わせるイントロ。
それに続くファルセット目のか細い高音。
最後までこのひょろっとした感じは続くけど、サビとかはまるんよね。

09. Someone's in the Wolf
歌とバックサウンドがミスマッチな具合にマッチしてる?
なんかよくわかんなくなってきたw
音は力強いのに声はひょろいのよ。
終わり方は好きだ。


10. The Blood Is Love
妖しい。
おいらはハイトーンボイスを全面に出すより、この曲の様に安定した低音で歌っている曲の方が好きだね、やっぱ。

11. Skin on Skin
これまたダークなイントロ。
歌いだしのファルセットにちょいとあれ?って思うかもだけど、何回も聴いてりゃ味が出てくるよ。
エフェクトで妖しい雰囲気ましまし!

12. Broken Box
このジャンルは聴き慣れてないからレビューが似たり寄ったりで…。
俺、ヘロヘロボイスは苦手な部類なんだけど、QOTSAの場合はサウンドとのギャップからなのか平気。
この曲もそんな感じ。

13. "You Got A Killer Scene There, Man..."
リフが独特。
雰囲気はまったりエロイというのがおいらの印象。
いや、あくまで印象だから。
激しさは押し出してないんだけど重みはしっかりあるよ。

14. Long Slow Goodbye
このアルバムの中では明るい雰囲気を携えた曲だね。
ヘヴィネスが一番押さえられてると思う。
こういうのもありですね。
5:25あたりからシークレットトラック。
オーケストラ?
つか続き??


ビルボードでは最高5位にランクインした作品ですけど、それほど一般受けする気はせんなぁ。
でも｢ゆっくり重い｣を体験してみるのはいいかもw