Hinder: "Extreme Behavior"

2006-12-06-Wed ORIGINAL ENTRY

Hinder
Bio/Discography

"Extreme Behavior"


↑US盤 Explicit

Extreme Behavior (US盤 Clean ¥1847)
衝動 (日本盤 ¥2421 Lips of an AngelのアコースティックVer.とGet StonedのピアノVer.収録)
Extreme Behavior (UK盤 Explicit ¥2857)


Rating

Overall:	★★★★★★★☆☆☆
Rockness:	★★★★★
Popness:	★★☆☆☆
Heavy/Hardness:	★★★★☆
Atmosphere (Dark⇔Bright):	★★☆☆☆
Listener-Friendliness:	★★☆☆☆
Heavy Rotation Rate:	★★★☆☆

アルバムの感想。
Aerosmithの前座バンドだということで購入に至ったHinderの"Extreme Behavior"。
デビューアルバムだというのにガッシリとしたアルバムだと思います。
バンド色もしっかりと出ているし。
ただ、Vo.のルックスと声があんま一致しないですね(笑
それから、CDのジャケットとも(性的なことを押してるイメージがするけど、曲はそうでもなさそうだから)。
イメージとして、ハイトーンの声かと思いきや、野太い声をして、若干のかすれが入っています。
全体のイメージとしては濃厚といったところでしょうか?
メロディーとか結構いいんだけど、繰り返し聴くには、ボクには、ちょっとクドいかな。。。
なんとなく、Seetherと同じ雰囲気(サウンド及び声)がする。

曲ごとの感想。
01. Get Stoned
いきなりガツンとやってくれます。
聴き手の心を一発目にして掴む曲ですね。
比較的スローテンポだけど、重厚感はあるので、ヘッドバンキングしたくなる。


02. How Long
テンポアップして上手い具合にエンジンかけてくる。
でも、一番最後のシャウトはいらない。

03. By the Way
Verse (In the winding down hours ~)の部分はちょっと暗め。
なんかどこかで聴いたことがありそうなメロディー。

04. Nothin' Good About Goodbye
サビ(There's nothing good about goodbye ~)は好き!
全体的にリズミカルで、聴き易いし口ずさみ易い。

05. Bliss (I Don't Wanna Know)
Grunge色が強いかなー。
陰鬱とした感じが少なからず流れている。
"I don't wanna know it's over"のサビのメロディーはなかなかイイ。

06. Better Than Me
終始エモーショナルなVo.に対してその他のパートは後半(2:40-くらい)まで控えめ。
前半で蓄積された悲しみがラストで一気に解放される感じ。
切なさが◎


07. Room 21
Introが非常にエアロっぽい。
シャウトに近くなる歌い方があまり好きでない。

08. Lips of an Angel
Verse (Honey why are you calling me so late ~)がSeetherのPlastic Man("Karma and Effect"収録)に似てると思う。
http://rockholic.blog.shinobi.jp/Entry/87/的な雰囲気が漂ってる気もする。
U.S. Billboard Hot 100で3位に輝いた曲。


09. Homecoming Queen
"Lips of an Angel"のネガティブな雰囲気から一転、おそらく本作中で一番明るく。
"Its such a shame shame shame ~"のサビはとてもリズミカルで耳に残るメロディーをしてる。
前曲よりこちらの方が僕は好き。

10. Shoulda
アルバムのシメは、これまた暗めで鬱蒼とした雰囲気の曲。
やはりこのバンドの方向性としてはこういう感じなのだなぁ、という事を再確認する曲。
まーでもそんなに好きではないですね。


Billboardのアルバムチャートにも長く食い込んでるアルバムです。
結成して4年ほどですが、実力はあると思いますね。
買って損はしないアルバム。
でも、得もしないかも。
これからの活躍に期待。
エアロのライブでのパフォーマンスも期待。