2007-01-03-Wed ORIGINAL ENTRY
この記事は去年の冬にあったエアロのライブのレポです。
Opening ActのHinderのライブレポートは
Hinder編にて。
Hinderのパフォーマンスが終わってから約30分後、会場の電気が一斉に消され、オーディエンスは歓喜の雄叫び・悲鳴を上げる。
人々は総立ちになり、ステージを覆った白い布で出来たスクリーンをただただ見つめている。
そこへ突然映像が浮かび上がる。。
映し出されたのは車の速度及びエンジン回転数のメーター。
エンジンのサウンドとあわせて、加速する様が伝わってくる。
そしてエアロスミスの名曲のリフやメロディーのメドレーが流れ始め、時折、メンバーの写真が映し出される。
そしてスクリーンが一瞬にして取払われた!!!ステージの上にはあのエアロスミスが!!!
自らの眼では見ることがないだろうと思っていたエアロがそこに!!!
奏でるは"Toys in the Attic"!
正直、CDで聴く分にはそこまで好きではないものの、ライブでこの曲を聴くとやはり違う。
「その疾走感は何人にも止められるものではない。」
まるでそう告げるかのようだった。
この曲の真実はやはりライブにあったのだと気付いた瞬間だった。
それにしても、眼前でスティーブンが歌っている、ペリーが掻き鳴らしている、トムがブラッドがジョーイが…と思うと興奮せずにはいられませんよ。
会場がそこまで大きくないため結構よく見えるし、ステージ後方には大画面。
生エアロ!!
スティーブンのMCのあとに2曲目"Walking the Dog"。
が、いまいち聴き込んでいないのでノリが落ちる。
周りもそうみたい。
続いて"Love in an Elevator," "Cryin'"。
やっぱり知っている曲だと盛り上がります。
次は何だろうと思っていると、スティーブンがアカペラで"There was my old girlfriend ~"と"What It Takes"をゆっくりと歌いだすではありませんか。
オーディエンスをあおりつつ「こんな女許せねーだろ!?」といった類のコメントを入れて、2番のVerse, "Girl, before I met you~に入り、そして演奏が加わる。
"Baby, Please Don't Go"では、曲の終盤に、T字になっているステージの最先端で、スティーブンの怪しい動き、そして最後に真正面にいた観客の女の子と
Kiss。
ここでスティーブンは一度ステージを去り、ペリーにVo.を譲る。
次なる曲は"Stop Messin' Around"。スティーブンは途中からブルースハープで参加。
その後2人はT字ステージの先端で椅子に座り半アコースティック。
席が決められているライブなのに、オーディエンスに「俺たちの周りに来いよ」って言うもんだから、フロアシートは混沌とした。
"Jesus on a Main Line"と"Hangman Jury"をプレイしたと思う。
そして雪が降り始め、"Season of the wither"をプレイ。
"Dream on"がそれに続くと大きな歓声が。
あぁ、"Dream on"が生で聴けるなんて!!!
"Lord of the Thighs," "Last Child," エアロと言えばの"Sweet Emotion," そして"Draw The Line"で一通り終わる。
ペリーがギターソロを奏でてる際の、緑のライトでレーザーみたくペリーを覆い隠す演出は凄かった。
あと、このとき、スティーブンがスタッフに何か怒ってジェスチャーで伝えてた気がした。
あれはなんだったのだろうか。。。
メンバーが舞台を去ると、オーディエンスは足踏みでアンコールのリクエスト。
するとステージ後方の大画面にアニメーションが流れる。
角のはえた悪魔がバイクにまたがり、フリーウェイを走っている。
"*** Exit"(***はライブ開催地)が表示され、観客は「うひょーい、俺らの町だ!!」と歓喜。
この悪魔はエアロが放つビームに殲滅されるのだった(笑
そしてメンバーが再登場。
そして聴きなれたあのメロディーが。
が、ここでハプニングが。
観客の一人がステージに上がりスティーブンに攻撃を仕掛けようとしたのだ!幸い、セキュリティーに彼は取り押えられていましたが。
スティーブンはものともせず、マイクスタンドでそいつに殴りかかるフリをしたあと、オーディエンスに対して「あいつ、俺のケツを蹴ろうとしやがったぜ!」的発言。
そんなこともありつつ歌いだすのはやはり、"Walk This Way"!!!
生"Walk This Way"ですよ、生!
(え、さっきから「生」「生」言い過ぎだって?いいじゃん言わせてよ。)
曲終盤に客席に身を乗り出していたスティーブンの服を、女の人が引っ張りまくり、セキュリティーに止められるというハプニングもありました。
が、それをものともせず歌い続けるスティーブンのプロ魂に感服。
まぁ、途中誰かとしゃべってて、歌ってなかったんですけど。。。
演奏終了後、その彼女に対して「あんた、まるで動物だね」とコメントしてました。
最後の最後にメンバーを紹介しておしまい。
やっぱエアロはいいよ。
チケットが$160したけど見る価値はあったよ。
今度はもっと間近で見たいなー。
それにしても、BradもTomもJoeyも目だたな過ぎ。。。
ドラムスで動けないジョーイは置いといてもトムとブラッドはもっと前に出てスポットを浴びてもいいんでないかい?
あぁ、そういえば、てっきりプレイするもんだと思っていた新曲"Sedona Sunrise"と"Devil's Got A New Disguise"は、やらなかったよ。。。
Setlist01. Toys in the Attic
02. Walkin' The Dog
03. Love in an Elevator
04. Cryin'
05. What It Takes
06. Baby, Please Don't Go
07. Stop Messin' Around
08. Jesus Is on a Main Line / Hangman Jury
09. Seasons of the Wither
10. Dream On
11. Lord of the Thighs
12. Last Child
13. Sweet Emotion
14. Draw The Line
--Encore--
15. Walk This Way
Read My Reviews of This Artist's Albums:>>"Aerosmith"
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