MCR: "Three Cheers for Sweet Revenge"

My Chemical Romance
Bio/Discography

"Three Cheers for Sweet Revenge"


↑US盤 Explicit

スウィート・リベンジ (¥2520) *ボーナストラック収録


Rating

Overall:	★★★★★★☆☆☆☆
Rockness:	★★★☆☆
Popness:	★★☆☆☆
Heavy/Hardness:	★★★☆☆
Atmosphere (Dark⇔Bright):	★☆☆☆☆
Listener-Friendliness:	★★★☆☆
Heavy Rotation Rate:	★★☆☆☆

アルバムの感想。
マイケミのイメージって言えば、暗い曲調とか、不気味さとか、死というテーマとか、多分そんなネガティブなイメージがあげられるんではないでしょうか?
おいらもねぇ、初めてアルバムを通して聴いたときは、「こりゃ暗いや」と思いましたよ。
でも、コレを書くにあたり聴きなおしてみると、その中にある明るさってのをなんとなく感じたんですよね。
気のせいかもしれんのですけど。
そこまで暗くねーじゃん?と思うわけです。
まぁ、雰囲気★1つで暗いってしてますけど;;
このアルバムは、ボクは好んで聴くことはそんなにないですけど、意外と悪くないです。
"I'm Not OKay (I Promise)"だけしか聴いたことがない人がこのアルバムを聴くと、「えー、思ってたのと違うー」ってなりそうではありますね。
ジャケットはあんま好きじゃない。

曲ごとの感想。
01. Helena
正直PVはあんま好きじゃないんですよね。
ミュージカル風だし。
曲順としても1曲目なのには少し納得がいかないゾ。
曲自体は悪くない、いやむしろ良い出来です。


02. Give 'Em Hell, Kid
飛ばしてます。
ダークな雰囲気が一気に襲ってくる!!

03. To the End
こういう歌詞だから｢死｣というものに対して肯定的と捉えられるのかな?

04. You Know What They Do to Guys Like Us in Prison
物憂げに始まるけど、やっぱり加速。
ゆっくりなんてしてられっか!!

05. I'm Not Okay (I Promise)
マイケミに興味がない洋楽好きの人でもコレを聴いたことがある人はいっぱいいるハズ。
ぱっと聴く感じ、このアルバムの中で1曲だけ浮いてる気がするんだよね。
ノリもよくてかなりポップだから、ダークになりがちな他の曲とは一線を画してるような。
でも改めて聴いてみるとそんなに違和感はないんですよ。


06. The Ghost of You
戦場で若い兵士が傷つき、死んでいくのがこの曲のPVだったと思うのだけれど、それに合わせて、この曲は暗い。
そして重たい。
深い悲しみが自然と伝わってくる。
少なくともおいらはこの曲だけのエンドレスリピートとか無理。
あんなに軽快だった曲の後がコレでいいのかとも思っちゃうよ。


07. The Jetset Life Is Gonna Kill You
"The Ghost of You"の流れを引き継いで、暗め切な目。

08. Interlude
インタールードっちゅうだけあって短いです。

09. Thank You for the Venom
Introはメタルばりのかっこよさ。
あれ?わりと明るめのサウンドな気がしてきた。。。

10. Hang 'Em High
なんという西部劇な入り方w

11. It's Not a Fashion Statement, It's a Deathwish
シャウト多め。
アップテンポなんだけど、いまいちこないな。。。

12. Cemetery Drive
Verseのような歌い方もいいですね。
あのか細さ、切なさが。
サビとの対称具合もいい。

13. I Never Told You What I Do for a Living
アルバムのラストって落ち着く曲が多いけど、落ち着きません。
曲の後半は勢いよりエモーショナルな部分を押してくるね。


うーん。軽く聴いただけじゃぁ、やっぱり暗い印象を受けるんじゃないですかね?
買う前にI'm Not OK以外の曲もチェックしてみた方がいいね。


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