Bloc Party: "Silent Alarm"

Bloc Party
Bio/Discography

Bloc Party


↑US盤Explicit

Silent Alarm [UK盤] (¥1821)
サイレント・アラーム (¥2100) *ボーナストラック3曲収録
Silent Alarm [UK盤] (¥3094)
サイレント・アラーム (¥2100) *6/25/2008発売予定

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UK盤はLittle Thoughtsを除く13曲、再発盤は14.Little Thoughtsと15. Two More Yearsを加えた全15曲。
日本盤にはLittle Thoughtsは未収録だがリミックスされた3曲、全16曲が収録されている。
ここでレビューするのはUS/Mexico盤でLittle Thoughtsが10曲目に収録された計14曲。
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Rating

Overall:	★★★★★★★☆☆☆
Rockness:	★★★☆☆
Popness:	★★★☆☆
Heavy/Hardness:	★★☆☆☆
Atmosphere (Dark⇔Bright):	★★★☆☆
Listener-Friendliness:	★★★☆☆
Heavy Rotation Rate:	★★☆☆☆

アルバムの感想。
UKバンドBloc Partyのデビューアルバム。
しかしこれ、デビューアルバムにしては完成度高くないか??
激しさや重さといったものは無く、むしろ少々エレクトリック?な感じがしますね。
アップテンポのサウンドでもOkerekeの高めの声でそこまで激しくは聴こえないんだよね。
聴きなれないBrit Englishのせいなのかそれとも、ナイジェリアにルーツを持つボーカルのOkerekeのpronounciationのせいなのか、いつもの英語と少し違う感じがします。
NME誌の2005年のアルバムオブジイヤーに選ばれており、UKでのセールスもプラチナ(100万枚)に達している。
ただ爆音ロック好きとかポップメロディーが好きとかいう人からの反応は「いまいち」になりそうかな。

曲ごとの感想。
01. Like Eating Glass
声の伸びがいいよね。
ハイトーンの細めボイスだけどヘロヘロじゃない。
サビの刻んでるサウンドがイカス。

02. Helicopter
Verseの歌のタイミングが好き。
ちょっとメインボーカルが薄いというか隠れている気はする。


03. Positive Tension
前半がとても淡々としてる。
Bridgeでテンポ&ボリュームアップしてからもやっぱり淡々。
そしてこの曲で唯一歌ってしまうところ"So F****** Useless"からのギターソロはかっこいいぜ。

04. Banquet
初めて聴いた曲はこれだったと思う。
なんじゃこれと思ったのを覚えていますw
どうも発音が気になって。。。
よく聞いてみたらイントロがフランツっぽいね。


05. Blue Light
Okerekeの声はこういう曲にはしっくり来るね。
心に優しくじんわりと染みてくる気がします。
歌詞よく知らんけど。。。ｗ

06. She's Hearing Voices
この曲をイギリスBBCラジオ1のDJスティーブ･ラマックとフランツフェルディナンドのボーカル、アレックスに渡したところから彼らのサクセスが始まったらしい(Wikipedia(en) "Bloc Party")。
ドラムがすごく主張されてて、ボーカルはあまり目立ってないんだけど、シンプルっつーかなんつーか、イイよ。

07. This Modern Love
ギターのリフが素敵。
終始静かな雰囲気で(もちろん途中で出力アップするのだが全体的に)、きれいな曲に仕上がっています。

08. Pioneers
この曲はそこまで好きじゃないっすねぇ。
似たり寄ったりな感じがするっていうか。。。


09. Price of Gas
ガソリンの値段。。。高いですよねぇ。。。
ハァッ!ハァッ!ハァッ!ハァッ!
なんかおいらにはつかみ所がない感じの曲でござる。

10. Little Thoughts
日本盤、UK盤には収録されてない曲。
ベースが効いてると思う。
サビでの盛り上がりがもう少しあるといいんだけどねぇ。。。


11. So Here We Are
これもきれいな曲だよね。
透き通ってるイメージがする。
男性ボーカルの曲にそういう表現をすると少し変な気がするけどw
でも、ギターやらファルセット部分やらはホントそう思うよ。


12. Luno
ドラムが前に出てて、ソロ以前は他のパートは細い。
でもそれがスタイリッシュな印象を与えてくれる。
いったん全開になってからは勢いがよくて、これまたいい。

13. Plans
ミドルテンポでわりとまったり。

14. Compliments
アルバムの最後に持ってきたのはダークな雰囲気でスローなこの曲。
歌詞もわりとネガティブだね。


ちょーっとどの曲も似てるかなーって感じがするんですが、洋学を聴く人はチェックしてみてもいいかも。
けど、ポップでキャッチーなの探してます!って人にはちょいと違いますかね。